「聞く読書」興味あるけど、やり方がわからない?
必要なツールや設定を解説
私は
・朝ご飯を用意する時
・家を出て職場まで歩いていく時
・1日が終わって家事をこなしている時
・ダイエットのための筋トレをしている時
いつも「聞く読書」をしています。
このライフスタイルのおかげで月1冊も読めない生活から
安定して10冊以上の本を読めるようになりました。
「聞く読書」をはじめたいけれど右も左もわからない、という方に向けて
必要なツールや基本設定を解説していきます。
「聞く読書」何が必要?お金はかかる?

「聞く読書」って興味あるけど、どうやって始めればいいのかわからない。お金がかかるならちょっと・・・。



「聞く読書」はスマホ1つ&無料ではじめられます!
単刀直入にいうと、聞く読書はスマートフォン1つで始められます。
そして、まず体験するためには一切お金はかかりません。
※管理人はiPhoneを使用しています。Androidはどうすれば…という方。ご要望があれば、ゆくゆく解説したいと思います。
「聞く読書」は大きく分けて2種類
スマートフォンを使ってできる聞く読書には大きく2種類があります。
1.スマートフォン画面の読み上げ機能を使った「聞く読書」
2.オーディオブックの音声サービスを利用した「聞く読書」
あらかじめお伝えすると、初心者にオススメなのは、 1.スマートフォンの画面読み上げ機能を使った「聞く読書」です。それぞれの特徴を解説していきます。
聞く読書1.スマートフォン画面の読み上げ機能を使った「聞く読書」
スマートフォンに標準搭載されている「読み上げ機能」を使った「聞く読書」です。
「読み上げ機能」とは、画面に表示されている文字を電子音声で読み上げてくれるもので、本来、視覚に障害を持つ方に向けて搭載されているものですが、「聞く読書」にも利用することができます。
Kindleやhontoといった代表的な電子書籍サービスでも、もちろん利用可能です。さらに、電子書籍サービス上で利用すると、自動でページ送りをしてくれるので、一度再生ボタンを押せば、停止をするまでノンストップで読み上げてくれます。
日本語特有の音読み訓読みにも高い精度で対応しており、違和感なく読み上げてくれます。ただし、ジャンルによっては、相性の悪いものもあります。
画面の文字を読み上げる機能なので、もちろん、SNSやネットのニュース記事など、スマホ画面に表示されている文字であれば、なんでも読み上げてくれます。
聞く読書2.オーディオブックサービスを利用した「聞く読書」
オーディオブックサービスを使った「聞く読書」です。
代表的なものにAudibleやaudiobookなどがあります。
声優さんや俳優さんが本を読み上げているので、朗読を聞いているような、臨場感あふれる読書感を楽しめます。
ただし、有名どころのサービスはほとんどが有料のサブスクリプションなので、初心者にとってはハードルが高いでしょう。
繰り返しになりますが、初心者にオススメなのは、読み上げ機能を使った「聞く読書」です。とにかく、スマホ1つでささいな手続きなしに始められます。
無料で始める! 「聞く読書」オススメのサービス3選!



スマホの「読み上げ機能」を使うっていっても、結局、電子書籍を買わなきゃいけないから、お金がかかるんじゃないの?



そんなことはありませんよ♪無料で始められるやり方があります。
複雑な登録などもいりません。
「聞く読書」初心者の方にオススメしたい、サイトやサービスを3つ紹介していきます!
オススメ1.小説家になろう
1つ目のオススメは、「小説家になろう」の利用です。
いわずと知れた、小説サイトでしょう。
誰でも、無料で小説をアップできることから、読み切れないほど無数の作品があります。
ここからアニメ化やコミカライズされている話題作も数知れず。それらをなんと無料で読むことができます!
「なろう系=ライトな読書感の作品」という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、そうばっかりではありません。男性向け、女性向け、ハードボイルドな作品など、ジャンルは無限です。お好みに合わせて作品を探すことができます。
管理人である しくもく が「聞く読書」にはまったきっかけとなった
『本好きの下克上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』
も掲載されています!
そして、オススメなのが、アプリの利用です。
Safariなどのブラウザ画面で表示して読み上げ機能を使うことも可能ですが、ヘッダーやフッダーの文字も読み上げてしまい、読書の雰囲気が邪魔されてしまいます。
アプリで読むと、そのような周辺要素がなく、素直に作品に集中することができます。
さらに、ブラウザでは、1つの章が1つのまとまったスクロールになっているため、誤操作で読み上げ機能が途中停止した場合、やり直し位置は、章の頭からになります。
そこで、アプリを利用すれば、1つのスクロールを複数のページに自動で割り振ってくれるため、読み上げが止まってしまった時も、やり直し位置はページの最初です。
このようにアプリの方がストレスなく読むことができます。
オススメ2.電子書籍の無料サンプル
次にオススメなのが、電子書籍の無料サンプルを利用することです。
Kindleなどにアカウント登録さえしていれば(※)、無料サンプルを試すことができます。Amazonアカウントの取得が必要ですが、メールアドレスさえあれば、費用は掛かりません。
※Kindle=Amazonの電子書籍サービスです。以下、混同する場合がありますが、同じものだと解釈してください。
※hontoの場合、サンプルで読み上げができるかわからないという報告があります。後日、調査して、記事にしたいと思います。
読み上げが機能の性能に不安がある、電子音声って変じゃない?など、まず体験してみたい、という方にオススメです。
サンプルをダウンロードして、気に入ったら、購入するというのもアリです。
Amazonでは、数か月ごとに割引セールを行っているので、それを狙うのもいいでしょう。中には、最大70%オフセールなんてのもあります。
無料サンプルで聞く読書する手順は以下の通り。
・気になる本の商品ページにアクセスする
・「サンプルをダウンロード」をタップ
・Kindleアプリから、サンプルを開く
・読み上げ開始 ※読み上げのやり方は、本ブログの 5「読み上げ機能」の設定方法へ
オススメ3.地元図書館の電子書籍サービス
住んでいる地域の図書館を利用したことがありますか?
自治体にもよりますが、ここ数年、電子書籍サービスを始めている図書館があります。
私が住んでいる地域の図書館でも、サービスが展開され始めました。こちらもスマートフォンで利用できます。
ただし、読み上げ機能はスマートフォンに搭載されたのものではなく、サービス独自の機能を使うところもあるようなので、少し使い勝手に慣れる必要があります。
図書館のサービスなので、もちろん無料です。
サービスの有無や操作方法などは、お住いの地域の図書館に問い合わせてみてください。
「読み上げ機能」の設定方法
ここまで、スマートフォンの「読み上げ機能」を使った、
「聞く読書」オススメのサイトやサービスを紹介してきました。
最後にスマートフォンの「読み上げ機能」の設定方法を解説します。
超簡単!4ステップです!
設定→アクセシビリティ→読み上げコンテンツ→「画面の読み上げ」をオン








これで、表示されている文字の画面が読み上げ可能になりました。
操作方法は、読み上げたい画面を開いて、指2本で上からスワイプするだけ!
「スワイプが難しい」という方は、
「画面の読み上げ」設定のすぐ下にある「読み上げコントローラー」をオンにすれば、
常にワンタッチで「読み上げ機能」を起動することができます。
まとめ
ここまで、「聞く読書」に興味があるけど方法がわからない、という方に向けて、
・「聞く読書」の種類
・オススメのサービス
・スマートフォンの設定方法
を解説してきました。
まずは自分に合った方法で聞く読書をはじめて、素敵な読書ライフをお過ごしくださいね。
コメント