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Kindle Unlimited【vs】Audible ダブルユーザー歴2年が徹底比較

しくもく
「聞く読書」で月1冊→10冊の読書習慣を身につけた読書家です。

「聞く読書」に出会って、自分に自信がつきました。
長年の無気力感から抜け出すことができました。

そんな経験から「人生を変える読書習慣」をテーマに、
・読書が苦手な人でも楽しく続けられる読書術
・もっと読書をライフスタイル
を発信しています。
もくじ

Kindle Unlimited【vs】Audible 結局どっちがいいの?

こんにちは!
「聞く読書」で月0→10冊をの読書を達成した
ながら読書家の しくもく と申します。

今回は、Amazonの書籍サービスであるKindle UnlimitedとAudibleの2つについて、
ダブルユーザー歴2年の私が、体験を踏まえて
それぞれの長所、短所について解説していきます。

「聞く読書家」ならではの視点も交えてお送りします。

利用しようかお悩みの方、違いを知りたい方、
どちらで「聞く読書」をはじめようか迷っている方、ぜひ参考にしていただければと思います。

投稿者のユーザー歴 

わたくし、しくもく はKindle Unlimited を4年、Audibleを2年ほど使っています。

電子書籍を利用するようになったころ、最初はずっとKindle Unlimitedだけを愛用していました。
Audibleについては、当時の状況で、読むべき本が増えてもさばききれない、という理由から長らく避けてきました。しかし、友人から、Audibleを強くススメられ、最初は無料期間を使って「合わなかったら解約すればいいや」くらいの気持ちでAudibleを利用し始めました。

ダブルで使ってみると、両者甲乙つけがたいほど、使用感に違いがあることに気が付き、
「これをぜひたくさんの方に共有しよう!」と思って、この記事をしたためています。

比較表

細かい口上を述べる前に、まずは、それぞれの違いについて、表にまとめてみました。
手前味噌ですが、「聞く読書」の観点と体験も交えた、私、独自の表でございます。

 Kindle UnlimitedAudible
料金月額980円(税込)月額1500円(税込)
タイトル数200万冊以上12万冊以上
タイトルの特徴本だけではなく、漫画や雑誌など
多岐にわたる。
広い分野の知識のニーズにマッチ。
個人出版のニッチな需要の本
話題の書籍、
ベストセラーのビジネス書、
人気の小説
利用冊数一度に20冊聞き放題対象なら無限
イヤフォンとの相性
スマートウォッチとの相性
バックグラウンド再生
耳読のバッテリー消費
特有の機能・ブックマーク
・ハイライト
・メモ
・タイマー
・ブックマーク

これだけ見ると蔵書数以外は、「Audible」が優勢では…と思われるかもしれません。
しかし、Kindle Unlimitedにしかない魅力もあるのです!この後じっくり語っていきます!

料金

Kindle Unlimited 月額980円(税込)
Audible 月額1500円(税込)

料金を比べると、1.5倍の差がありますね。
Audibleは1つの作品が出来上がるのに、ナレーションの人件費がかかるので、妥当、といったところかもしれません。
とはいえ、利用する側からしたら、どちらも安くありません。
Kindle Unlimited、Audibleともに、「3か月無料」などのキャンペーンを行っていることも多いので、それを狙っていきましょう!

タイトル数とその特徴

Kindle Unlimited 200万冊以上
Audible 12万冊以上

Kindle Unlimited の方が20倍くらいのタイトル数がありますが、これにはコミック雑誌なども含まれます。

本ブログは、「聞く読書」を推奨していまして、それを踏まえると、Kindle Unlimitedのタイトル数は、もう少し低く見積もることになりそうです。

また、利用していく中で、以下のような違いの印象があります。

Kindle Unlimited:
話題になった書籍が読めるようになっても、時間がたってからが多い。
待っていてもKindle Unlimitedに入らないことも。
話題にはなっていないが、ニッチで学びになるジャンルの本が多数ある。

Audible:
今、話題になっている書籍をタイムリーにかなりの確率で読める。

こちらについては、あとで詳しく解説します。

利用上限

一度に利用できる冊数も違いがあります。

Kindle Unlimited 20冊
Audible 無制限

気になる本を片っ端からブックマーク感覚で自分のライブラリに入れたい私にとっては、Audibleはとってもありがたいです。
ただし、Kindle Unlimitedは昔は10冊が上限だったので、
そこから考えるとかなりユーザーに配慮した設定になったかと思っています。
でも、結局すぐ20冊いっぱいまで借りてしまうんですよね・・・汗

タイトルの取り扱いの差

個人的な感想なのですが、Audibleの方が「今、話題」のビジネス書、経済書、自己啓発書などの取り揃えが豊富です。

それに比べてKindle Unlimitedは、有名になった本が少し時間がたち話題が下火になってきたタイミングで入ってくるように思います。

ただ、Kindle Unlimitedに登録されるまで結構時間が空く(体感1~2年)のと、そもそも読み放題に入る確率もAudibleに比べて低い気がします。仮に読み放題になっても、期間が数か月限定という場合も多いです。
Audibleの場合は、一度、聴き放題になったタイトルがそうでなくなる、というケースにあまり出会ったことがありません。

せっかく記事にするのに感想ではあかんかと思いますので、ざっくりですが、リサーチしてみました。

今話題の書籍はそれぞれのサービスにどのくらい登録されているのでしょうか。

ランキングは、紀伊國屋書店マンスリーランキング24/12/28~25/1/26集計をお借りしました。
統計結果は、下記の記事にまとめています(興味のある方、のぞいてみてください)。

1~30位の中で
Kindle Unlimited への登録 0冊
Audible への登録 5冊でした。

このサービスへの登録率は、私の体感と大体同じです。
特にビジネス書などは、タイムリーに読みたい方も多いと思うので、これは両者の大きなポイントかと思います。

それでも私は、Kindle Unlimited派

現在話題の書籍が少ないからと言って、Kindle Unlimitedに読むべき本がないか、と言ったら全くもってそんなことはありません。

良書というのは、ランキングだけにあらわれるものではないからです。
むしろ、ランキングにない良書を見つけた時こそ、読書家冥利に尽きる、というものです。
私もそのような書籍にたくさんお世話になっています。

また、読書を知識や資格のためのツールとして使う人もいるでしょう。
Kindle Unlimitedはかなり広い分野でそのニーズをカバー
してくれます。

例えば、Audibleにある資格関連のタイトルは宅建や中小企業診断士、FP3級くらいです。
一方、Kindle Unlimitedには、それらはもちろん、FPは3級~1級、簿記も3級~1級、プログラミング各種言語の入門書などなど、かなりバラエティ豊かです。それも、それぞれの分野で1,2冊ではなく複数のタイトルがあり、自分に合ったものを選別して選ぶことができます。

個人的にお世話になっているのが、急に必要になったニッチな知識のインディーズ本です。
例えば、「税理士どういう考えで選べばいいの?」「会社のセキュリティについて、どう構築すればいいのか右も左もわからない」というとき。Kindle Unlimitedで検索すると、意外と専門家が書いた本が出てくるのです。
そして、これがかなり役に立ちます。
もちろん、インディーズ本は校正者が入っていないことも多いので、事実の裏どりは個人で慎重にならなければいけませんが、リサーチのとっかかりになる知識があるかないかは雲泥の差です。

このように、両者で取り扱う分野や範囲が大きく異なります。
両方使うと、かなりの領域をカバーできるので、気になる本を高確率ででサブクスのみでチェックすることができます。(ダブルユーザー自慢です、すみません笑)

イヤフォンやスマートウォッチとの相性

次は「聞く読書」ならではの操作性の問題です。
Kindle UnlimitedとAudible、どちらも「聞く読書」をすることができます。

Kindle Unlimited:
操作は、画面上の「読み上げコントローラー」のみ

Audible:
操作は、アプリをはじめ、iPhoneのウィジェット、イヤフォンの「再生/停止」、Apple Watchなど多岐にわたる。

これに関してはAudibleの圧勝です。
音楽と同じ感覚で、「再生/停止」を操作することができます。Apple Watchでは、これらに加えて「戻る/進む」の操作も可能です。また、Apple Watchのスクショ機能を使うと、気になった部分の再生時間をメモすることもできます。

Kindle UnlimitedはAudibleのように至れり尽くせりの操作はありません。
「再生/停止」のためには、一度スマホを取り出して、画面上で操作する必要があります。
これが結構厄介です。誰かに話しかけられたり、インターフォンがなったりと、再生を中断することが起きると、急な操作を強いられ、地味に手こずります。大概は、スマホを探すところから始めなければいけません。
これがAudibleの場合は、スマートにイヤフォンの「再生/停止」ボタンやApple Watchをワンタッチで操作すれば解決です。
もう一度、再生するときもKindle Unlimitedは再度スマホを開いて、どこまで聞いたか画面上で確認して、再生しなおさなければなりません。Audibleは何も考えずにもう一度ボタンを押すだけで停止位置からきれいにリスタートしてくれます。

つまり、Kindle Unlimitedに比べて、Audibleの操作は、半分以下の手間で済んでしまうわけです。

これが結構大きな差でして、短い間に何度も何度も再生を中断するシチュエーションに遭遇すると、Kindle Unlimitedではイライラが募ってきます。Audibleではストレスフリーです。

操作性については、Audibleに完全に軍配が上がります。

バックグラウンド再生とバッテリー

Kindle Unlimited 不可
Audible 可能

「聞く読書」をする場合、Kindle上での「読み上げ機能」はバックグラウンド再生ができません。ずっと画面を開いた状態で、読み上げを行うので、バッテリーをかなり消費します。
管理人はiPhone11を使っていますが、半日も使うと、バッテリーが底をつきそうになります。

その点、Audibleは1日中使っても、バッテリーは半分を少し切る程度に収まります。

この点でも、Audibleの方が使いやすいです。

Kindleではなくhontoであれば、バックグラウンド再生が可能です。hontoは文字データが入っていると思ったら、画像データで読み上げ機能が使えなかった、というパターンもあるらしいので、ご注意ください。まずは、サンプルを試してみるのがいいでしょう。

シチュエーション別おすすめの使い分け

一長一短あるそれぞれのサービスですが、私のオススメシチュエーションを最後に紹介します。

Kindle Unlimited まとまった時間をとれるとき、就寝時
Audible 隙間時間を利用するとき、人の多い雑踏の中へ行くとき、家事育児の合間

Audibleは停止再生が容易いため、ほかの用事をこなしながらこまめに聞く読書を聞くときに適しています。
家族に話しかけられるタイミングが多かったり、街に出てある程度周囲に注意の安全に気を配らなければいけない時などです。
逆に、聴く読書を妨げないまとまった時間をとれるのであれば、Kindle Unlimitedが有用でしょう。

そして、一番のポイントなのが、寝るときのお供です。直感的にAudibleの方がタイマー機能があって、寝るときにオススメと思われるかもしれないです。
しかし、私は、寝るときはKindle Unlimitedをおすすめしたいです。
Audibleはナレーターや声優さんが情緒豊かに読み上げているので、盛り上がったり、叫ぶシーンでも、それに合った音量や演技で分が読み上げられます。これこそがコンテンツの売りで、普通の場面だったら長所なのですが、寝るときに限っては、裏目に出ます。

結論

両方使ったことがなければ、まずは、安価なKindle Unlimitedがオススメ。読破数が増えてきたら、Audibleを検討してもいいかもしれません。キャンペーン期間も多いので、それを狙ってみて。

決定打にかけるようなら、自分の読みたい本10~20冊ピックアップして、Kindle Unlimited、Audibleどちらの方が自分の読みたいものをカバーしているのか比較検討します。
もし、どちらにもないようであれば、読み放題サービスの利用自体をオススメしません。単品で読みたい本だけを購入していった方がいいと思います。

たくさん読めた方がいいのでは?と思う方いらっしゃるかもしれません。
しかし、これに関しては、私なりの持論があります。またお時間あるときに伝えていきたいと思います。

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この記事を書いた人

「聞く読書」で月1冊→10冊の読書習慣を身につけた読書家です。

「聞く読書」に出会って、自分に自信がつきました。
長年の無気力感から抜け出すことができました。

そんな経験から「人生を変える読書習慣」をテーマに、
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